【9月30日 AFP】テニス、中国オープン（China Open 2014）は29日、中国の北京（Beijing）で女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス（Serena Williams、米国）は7-5、6-2でスペインのシルビア・ソレル・エスピノサ（Silvia Soler-Espinosa）に勝利した。

 全米オープン（The US Open Tennis Championships 2014）女王で世界ランク1位のセレーナに対して、ソレル・エスピノサは試合開始から20分間で5-0とリードを奪い、記念すべき勝利を収めるかと思われた。

 しかし、そこから猛反撃を仕掛けたセレーナが圧巻の強さを発揮して7ゲームを連取し、第1セットを制した。

 思わぬ形勢逆転を食らったソレル・エスピノサは、続く第2セットで2ゲームを取ったものの、結局73分間でセレーナの前に屈した。

 前週の武漢オープン（Wuhan Open 2014）では、ウイルス性疾患に見舞われ初戦で途中棄権したセレーナは、この見事な逆転勝利で、大会に対する意志をはっきり示した。(c)AFP/Neil CONNOR