【5月29日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2014)は28日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第7シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は7-5、6-2でブルガリアのツベタナ・ピロンコバ(Tsvetana Pironkova)を下し、3回戦進出を決めた。

 同日に第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が敗退し、前日には第2シードの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)が大会から姿を消したことで、シャラポワは今年の全仏タイトルを獲得する最有力候補になっている。

 しかしながら、2012年の全仏オープン(French Open 2012)で生涯グランドスラムを達成したシャラポワは、この試合で27個のアンフォーストエラーをエラーを犯しており、修正を加えていかなければならない。

 27歳のシャラポワは、今季のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2014)とマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2014)を制してツアー通算31勝目を挙げており、ここまでのクレーコートでの戦績を14勝1敗としている。

 世界ランク8位のシャラポワは、3回戦でルーマニアのモニカ・ニクレスク(Monica Niculescu)とアルゼンチンのパウラ・オルマエチェア(Paula Ormaechea)の勝者と対戦することになる。(c)AFP