フェデラーがマレーを下し準決勝進出、全豪オープン
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【1月23日 AFP】(記事更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)は22日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第6シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-3、6-4、6-7、6-3で第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に勝利し、準決勝に進出した。
ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)でフェデラーは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)王者のマレーを3時間20分で退けた。
試合をほぼ支配したフェデラーだったが、第3セットのタイブレークで2度のマッチポイントを握りながらもマレーに粘られると、勝負は第4セットに持ち込まれた。
迎えた第4セットのマレーのサービスゲームでは、19分の激闘の末にマレーが6度のブレークポイントを凌いでこのゲームを獲得したが、第8ゲームではフェデラーがボレーをがら空きのコートに決め、ブレークに成功した。
そして勝負の決まる自身のサービスゲームで、四大大会(グランドスラム)通算17度の優勝を誇るフェデラーは、この試合3度目のマッチポイントを制し、期待されていた最大のライバルであるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との一戦を成立させた。
この勝利で11大会連続全豪ベスト4入りを決めたフェデラーは、マレーとの対戦成績を10勝11敗としている。その一方で、マレーは過去4戦全勝だった全豪の準々決勝で初黒星を喫した。
フェデラーは「マレーは良かったと思う。ボールをきっちりコートに入れ続け、こちらにプレッシャーをかけてきた。私も残念なことに、サーブとフォアでミスをして、第3セットで試合を終わらせることができなかった。だから4セット目で勝てて満足だ」とコメントした。
「今の自分は昨年よりもかなり高いレベルにいるし、とにかく動きに自信があるからとても充実している」
「ここ4か月でやって来たことが報われ、準決勝を戦えることに満足している。素晴らしいシーズンの入りだ」
(c)AFP