四川大地震から5年、「おから工事」究明進まず 中国
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被災地では、震災後に新たに生まれた子どもたちが被災家族たちの希望となっているが、「おから工事」と揶揄(やゆ)される手抜き工事や汚職が校舎倒壊の背景にあったのではないかとの疑惑については、政府が約束した徹底調査はいまだ進んでいない。
写真は、四川省ブン川(Wenchuan)県映秀(Yingxiu)鎮で、四川大地震を悼む記念碑に集まった人々(2013年5月12日撮影)。(c)AFP
【5月13日 AFP】中国は12日、8万人以上の犠牲者を出した四川大地震から5年を迎え、被災地では人々が亡くなった人々をしのぶ姿が見られた。2008年5月12日の午後に発生したマグニチュード8.0の地震では、約7000もの学校の校舎が倒壊し多くの児童が犠牲になったほか、負傷者数は445万人に上り、中国では30年以上ぶりの大震災となった。
被災地では、震災後に新たに生まれた子どもたちが被災家族たちの希望となっているが、「おから工事」と揶揄(やゆ)される手抜き工事や汚職が校舎倒壊の背景にあったのではないかとの疑惑については、政府が約束した徹底調査はいまだ進んでいない。(c)AFP