【4月28日 Relaxnews】高級携帯電話を販売する「エイモス(Amosu)」の創設者アレクサンダー・エイモス(Alexander Amosu)が、超高額のスーツを発表した。

 高級服地メーカー「ドーメル(Dormeuil)」とのコラボレーションで完成したこのスーツ。南米のアンデス地方に分布するビクーニャの毛と、北極圏に生息するジャコウ牛の毛キヴィアックをブレンドし、ヒマラヤ産のパシュミナと掛け合わせて新たな生地「ヴァンキッシュII (Vanquish II)」を開発した。ボタンにはゴールドやダイヤモンドを使用。年間300着しか作ることができないという。価格は7万ポンド(約1000万円)。

 スーツ購入者には、1時間プライベート・ジェットツアーや、1年間無料の資産マネジメント、24時間体制のコンシェルジュ・サービスなどの特典もついてくる。

 エイモスは「このような不況の時代でも、徹底的なクオリティーを求める人はいます。これは大衆へ向けたものではありませんが、私のデザインを買う人は世界で一番素晴しいスーツを着たいと思っているのです」と話した。

 エイモスは英新聞のタイムズ(The Times)紙が選ぶ08年度「起業家トップ40」にランクインしている。(c)Relaxnews

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