ソープ氏 薬物使用報道でレキップ紙を提訴へ
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【8月5日 AFP】五輪で合計5個の金メダルを獲得したオーストラリアの元競泳選手、イアン・ソープ(Ian Thorpe)氏が、自身の薬物使用疑惑を報じたフランスのレキップ(L’Equipe)紙と同紙の記者を名誉棄損で提訴することになった。ソープ氏の広報を務めるジェイソン・アレン(Jason Allen)氏が4日に明らかにした。
レキップ氏は2007年3月、2006年に行われた薬物検査でソープ氏の尿サンプルからテストステロン(Testosterone)と黄体形成ホルモン(Luteinizing Hormone)の異常値が検出されたと報じていた。
当時、オーストラリア反ドーピング機関(Australian Sports Anti-Doping Authority、ASADA)は報道を受けてソープ氏を潔白とし、国際水泳連盟(Federation Internationale de Natation、FINA)はソープ氏が運動能力向上薬を使用したとするには証拠が不十分である、との見解を示していた。
ソープ氏は無実となったにもかかわらず、現役引退からわずか数か月後に起こった騒動により自身の名声が傷つけられたとして主張していた。
アレン氏は、「イアン・ソープは、名誉棄損でフランスのレキップ紙と同紙記者のDamien Ressiot氏を訴えることになる」との声明を発表している。(c)AFP
レキップ氏は2007年3月、2006年に行われた薬物検査でソープ氏の尿サンプルからテストステロン(Testosterone)と黄体形成ホルモン(Luteinizing Hormone)の異常値が検出されたと報じていた。
当時、オーストラリア反ドーピング機関(Australian Sports Anti-Doping Authority、ASADA)は報道を受けてソープ氏を潔白とし、国際水泳連盟(Federation Internationale de Natation、FINA)はソープ氏が運動能力向上薬を使用したとするには証拠が不十分である、との見解を示していた。
ソープ氏は無実となったにもかかわらず、現役引退からわずか数か月後に起こった騒動により自身の名声が傷つけられたとして主張していた。
アレン氏は、「イアン・ソープは、名誉棄損でフランスのレキップ紙と同紙記者のDamien Ressiot氏を訴えることになる」との声明を発表している。(c)AFP