【11月18日 AFP】石油輸出国機構(Organisation of Petroleum Exporting CountriesOPEC)は17日、リヤド(Riyadh)で首脳会議を2日間の予定で開催した。同機構の首脳会議は、47年の歴史の中で3度目(7年ぶり)となる。

 会議では増産や価格の上昇などについて議論しないとされ、同議題はアブダビ(Abu Dhabi)で12月5日に予定されている会議(総会)に持ち越される見通し。

 同機構のポジションを巡ってはベネズエラなどの強硬派がその政治化を試みている一方で、世界有数の産油国のサウジアラビアは、同機構は経済に関するフォーラムにとどまるべきだと主張する。

 今回の会議では、世界的な需要に合わせた原油生産能力の拡大が求められた場合の投資拡大についても議論が交わされる予定となっている。(c)AFP