【5月27日 AFP】サッカー、イタリア・セリエBのユベントス（Juventus）は、ディディエ・デシャン（Didier Deschamps）監督の辞任を発表した。

　八百長疑惑により05-06及び04-05シーズンに獲得したスクデット（リーグタイトル）を剥奪されセリエBに降格し、勝点マイナス9で06-07シーズンの開幕を迎えたユベントスを1シーズンでセリエAへ復帰させたデシャン監督だったが、契約を1年残しての退団となる。

　26日に行われたマントヴァ（Mantova）戦を2-0で勝利しリーグ優勝を決めたユベントスは試合後に予定されていたデシャン監督の記者会見を行わず、「チームと監督は互いが満足できる仕事を続けていく条件が整っていないと判断し、友好的な方法で別れる事を決断しました。デシャン監督は満足感、喜び、成功をもたらしてくれた」と声明を発表した。

　シーズン終了後に予想されている主力選手の流出に対してチームと衝突されたとされているデシャン監督は、26日にジェラール・ウリエ監督（Gerard Houllier）の辞任を発表したフランス・リーグ1のオリンピック・リヨン（Olympique Lyon）の新監督就任が噂されている。(c)AFP