国連の専門家組織「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)」によると、地球上の全陸地は人的活動によって少なくとも4分の3は劣化しています。食料と資源への飽くなき需要が高まり、その結果、100万種以上の野生動植物が絶滅の危機にひんし、多くは数十年以内に絶滅すると国連は報告しています。SDGsの目標の一つ、「陸の豊かさも守ろう」ではこうした状況への取り組みが求められています。