【11月8日 MODE PRESS】万年筆が最も似合う著名人に贈られる「万年筆ベストコーディネート賞 2011」が8日、東京・羽田空港で開催され、女優の井上真央（Mao Inoue）、鈴木京香（Kyoka Suzuki）、俳優の伊東四朗（Shiro Ito）、サッカー日本代表前監督の岡田武史（Takeshi Okada）の4人が表彰された。

　今年で8回目を迎えた「万年筆ベストコーディネート賞」は、万年筆の普及を目的に、日本輸入筆記具協会、日本筆記具工業会、日本筆記具メーカー 15社が主催。各受賞者には、副賞として「パーカー（PARKER）」や「デルタ（Delta）」などの協賛社から万年筆が贈られた。

　井上は「成人祝いとしてプレゼントされてから、万年筆を使って手紙を書くようになりました。万年筆は一生もの。相応しい大人の女性になりたい」 とにっこり。鈴木は「是非、母に万年筆を贈りたいです」とコメントした。

　万年筆を60年間使い続けているという伊東が「初めて万年筆を贈られたのは、中学生の時。大人になったような気がして、とても嬉しかった。それ以来、手紙を書くときは必ず万年筆。ボールペンだと文字に表情が出ないが、万年筆だと線の太さや細さで気持ちが伝わる」と語ると、岡田も「万年筆は感情がそのまま出る」と同意。「謝罪文には万年筆を使います」と話し、会場の笑いを誘った。

　会場には、プレゼンターとして前年度受賞者のギタリスト布袋寅泰（Hotei Tomoyasu）、女優の野際陽子（Yoko Nogiwa）、神戸製鋼ラグビー部監督の平尾誠二（Seiji Hirao）の3人も出席し、受賞の喜びを分かち合った。(c)MODE PRESS