【2月27日 MODE PRESS】仏「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」は27日、クリエイティブ・ディレクターのステファノ・ピラーティ(Stefano Pilati)が辞任すると発表した。

 イタリア出身のピラーティは、2000年に「イヴ・サンローラン」に加わり、04年にクリエイティブ・ディレクターに就任した。パリで3月5日に発表される12/13年秋冬ウィメンズ・コレクションが、ピラーティによる最後の作品となる。

 イヴ・サンローランのポール・ドヌーヴ(Paul Deneve)CEOは「ブランドの成功において、ピラーティが果たした重要な功績に感謝しています」とコメント。サン ローランを傘下にもつPPRのフランソワ・アンリ=ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOも「彼のこれまでの貢献と、イヴ・サンローランにおいて紡ぎ上げてきた物語に感謝します。また私個人として、今後のご多幸を心より祈ります」と語った。

 ピラーティの後任は、今後数週間以内に発表される予定だ。(c)MODE PRESS

【関連情報】
エディ・スリマン、「イヴ・サンローラン」でデザイナー復帰か?