【2月24日 Relaxnews】伊「ジル・サンダー(JIL SANDER)」は23日、クリエイティブ・ディレクターのラフ・シモンズ(Raf Simons)が2月27日付けで辞任することを発表した。

 ミラノで2月25日に発表される12/13年秋冬コレクションが、シモンズによる最後の作品となる。同ブランドは「ラフ・シモンズの長年にわた るブランドへの多大な貢献に感謝するとともに、今後のさらなる躍進を願います」と声明を発表した。

 シモンズの後任は明かされていないが、04年にブランドを去った創立者サンダー本人の復活が囁かれている。サンダーは、09年に「ユニクロ (UNIQLO)」とコンサルティング契約を結び、09年秋冬~11年秋冬シーズンまで協業ライン「+J(プラスジェイ)」を展開した。

 なお、シモンズは、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)の後任として「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」のクリエイティブ・ディレクターに就任するのでは、と昨年末から噂されている。(c)Relaxnews/AFPBB News

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