【12月9日 Relaxnews】アパレル大手オンワード樫山(ONWARD KASHIYAMA)は、ファッションブランド「iCB」のチーフデザイナーに、デザイナーのプラバル・グルン(Prabal Gurung)を起用した。

 グルンを起用した「ICB」エクスクルーシブ・コレクションは、12年2月のニューヨーク・コレクションでデビューする。商品展開は、2012 年に米国で、13年にヨーロッパでスタートする。日本をはじめとしたアジア向けコレクションの監修も行う予定だ。

■オバマ大統領夫人も愛用

 ネパール出身のグルンは、ニューヨークの「ダナ・キャラン(Donna Karen)」や「シンシア・ローリー(Cynthia Rowley)」で修行。「ビル・ブラス(Bill Blass)」のデザインディレクターに就任後、09年に自身のブランド「プラバル・グルン」を立ち上げた。彼のデザインした服はこれまでミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人や女優のゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)ら一流セレブリティに愛用されている。今回の就任について、グルンは「豊かな歴史を持つiCB に、新鮮な表現を取り入れていきたい」と喜びのコメントを発表した。

 過去には、マイケル・コース(Michael Kors)や「ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)」などの有名デザイナーが「ICB」のデザイナーに起用されている。(c)Relaxnews/AFPBB News

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