【7月22日 AFP】英ロンドンのバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)で7月23日から10月3日まで、英国のウィリアム王子(Prince William)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の結婚式にまつわる貴重な品を集めた展覧会が開かれる。

 一番の注目は、サラ・バートン(Sarah Burton)がデザインする「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のウエディングドレス。英国王立刺繍学校(The Royal School of Needlework)のスタッフによる繊細な花々の刺繍を間近で見ることができる絶好の機会だ。

 会場では、バートンがドレスについて語ったビデオインタビューの上映も実施する。キャサリン妃の意見と織り交ぜながらドレスを仕上げたバートンは 「私たちは過去、そして同時に未来に目を向けようと考えました。ビクトリア朝のドレスや、アーツ・アンド・クラフツ運動の手工芸を参考にしました。しかし、カッティングはとてもモダンです。非常に軽やかな素材を使用しました」とコメントしている。

 ドレス以外にも、「アレキサンダー・マックイーン」チームが手がけたハンドメイドのウエディングシューズや、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)から借りたティアラ、ヴェール、ダイヤモンドのイヤリング、ウエディングケーキといった結婚式にまつわる品々が展示される。

 広報担当者は、既に12万5750枚の前売り券が売れたと発表。「ドレスは間違いなく大きな話題となるでしょう。この夏はとても忙しくなりそうです」と語った。(c)AFP

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