【7月12日 MODE PRESS】「ケンゾー(KENZO)」は新しいクリエイティブ・ディレクターに、米セレクトショップ/ブランド「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」を手がけるキャロル・リム(Carol Lim)とウンベルト・リオン(Humberto Leon)が就任したことを発表した。前任のアントニオ・マラス(Antonio Marras)は8年にわたり同職を務め、ブランドを去った。

 ウンベルトとキャロルの着任は2011年7月付け。これについてふたりは「高田賢三(Kenzo Takada)は、大胆かつ新しいファッションのアイデアを持って東京からパリへやってきて、活力と色彩に満ちた国際的なメゾンを創立しました。我々の偉大なインスピレーション源でもあるケンゾーを、この世代、そして次の世代へと引き継いでいくことにとてもワクワクしています」とコメントした。

 「ケンゾー」を傘下に持つLVMHPierre-Yves Rousselファッション部門会長兼CEOは、「ウンベルトとキャロルは、フレッシュなクリエイティブ性と斬新なアプローチでこのケンゾーというブランドを若返らせてくれるでしょう。ふたりがケンゾーのスピリットを活かし、ブランドの更なる発展を実現してくれることを確信しています」と期待を語った。(c)MODE PRESS

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