【7月8日 AFP】「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」は6日、フランス・パリ市内で11/12年秋冬オートクチュールコレクションを発表した。

 今シーズンは映画『ブラック・スワン(Black Swan)』の世界からインスピレーションを得た。襟元にファーをあしらった赤いレザーのトレンチコートや万華鏡のように鮮やかな色づかいのビスチェドレス、ワインレッドのグローブをあわせたメタリックブラックのドレス。羽飾りやチュチュといったバレエに欠かせない要素が全体に散りばめられている。

 ランウェイには、90年代にゴルチエのミューズとして一世を風靡し、現在はNYを拠点にDJとして活動するケベック出身のイヴ・サルヴァイル(Eve Salvail)が登場。当時と同じくタトゥー入りのスキンヘッドで真っ白な3Dコルセットドレスを着こなし、見事なカムバックを果たした。

 サルヴァイルは、ショー後にツイッター上で「パリで開催されたゴルチエのオートクチュールショーに出演したわ。モデル業は15年ぶり!とても爽快な気分だわ!」と復帰した感想を語った。(c)AFP/Gersende Rambourg

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