【9月1日 AFP】「ラコステ(LACOSTE)」は31日、新クリエイティブ・ディレクターにポルトガル出身デザイナーのフェリペ・オリヴェイラ・バティスタ(Felipe Oliveira Baptista)が就任すると発表した。  バティスタは現在35歳。自身の名を冠したブランド「フェリペ・オリヴェイラ・バティスタ」としてパリ・コレクションに参加している。「ラコステ」でのファースト・コレクションは12年春夏シーズンを予定している。  2000年からの約10年間にわたりブランドを率いた前任のフランス人デザイナークリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)は11年春夏コレクションをもって退任の予定。今後はジャンポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)の後任として「エルメス(Hermes)」のアーティスティックディレクターを勤める。

 「ラコステ」は今後、インターネット上や、中国、ブラジルといった新興成長市場での売り上げ加速や、米国マーケットでのシェア奪還に向けレディースアパレルに力を入れていく予定だ。(c)AFP