【4月30日 Relaxnews】南仏・イエールで24日から27日まで「第24回国際モード&写真フェスティバル(International Festival of Fashion and Photography)」が開かれ、ラトビア出身のMarite MastinaRolands Peterkopsのデザイナー・デュオがグランプリに選ばれた。

 デザイナーのクリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)率いる審査員によって今年度グランプリに選ばれた同デュオは、「ロレアル プロフェッショナル(L'Oreal Professionnel)賞」と仏大手アパレル「1.2.3(アン・ドゥ・トロワ)賞」のダブル受賞という快挙を成し遂げた。2人には、賞金1万5000ユーロ(約185万円)と、ロレアルプロフェッショナルが所有するロイヤルアカデミーでのファッションショー、「1.2.3」とのコラボ・プロジェクト参加などの権利が与えられる。

 MariteとRolandsの2人は、ラドビアのアカデミー・オブ・アーツ(Academy of Arts)を卒業後、地元ブランド「Mareunrol」で経験を積んだ。フィルム・ノワールからインスパイアされたという今回のコレクション。探偵のトレンチコート、ヒロインのセクシーなドレス、スパイのオーバーコートなどのクラシックなアイテムにひねりを加えたデザインが評価された。

 今回から新たに追加された「スワロフスキー(Swarovski)」の「Crystallized」賞には、ノルウェーのHarald Lunde HelgesenとベルギーのSimon-Pierre Toussaintが選ばれた。

 写真部門は、スイスのカメラマンLinus Billが受賞した。(c)Relaxnews

【関連情報】
◆動画:リカルド・ティッシら、イエール国際モードフェスティバルを語る
◆第23回イエール国際モードフェスティバル、英出身のカニングトンが優勝
◆動画:クリスチャン・ラクロワが語るイエール国際モードフェスティバル