【10月21日 AFP】米グーグル(Google)は20日、ニューヨーク(New York)に自社初の実店舗となる「ショールーム」を開設した。

 マンハッタン(Manhattan)のソーホー(SoHo)地区にオープンしたショールームは、年末までの仮店舗。今回の出店の成功いかんで、グーグルが今後、デジタル機器分野で競合する米アップル(Apple)にならって従来型店舗を展開するかどうかが決まるという。

 店内では、20日に出荷が始まったばかりの新型スマートフォン「Pixel(ピクセル)」など、最新のグーグル製品を手に取ることができる。グーグルの広報担当者は、ショールームのオープニングイベントで「この店舗は試験的な場ですらなく、製品発売の延長にすぎない。ここに来て製品を試してほしい」と述べた。

 グーグルは今月初め、ピクセルなど独自開発した自社ブランドのデジタル機器類を発表。AI(人工知能)アシスタント機能を搭載した新製品で、ハードウエア部門で先行するアップルやサムスン電子(Samsung Electronics)、アマゾン・ドットコム(Amazon.com)といった競合他社に挑戦状をたたきつけた。(c)AFP/Catherine TRIOMPHE