【2月16日 AFP】アルペンスキー世界選手権は15日、オーストリアのザールバッハで女子回転が行われ、ミカエラ・シフリン(米国)は5位に終わり、史上最多16個目の世界選手権のメダルは逃した。

1930年代にドイツ代表として活躍したクリストル・クランツと並ぶ15個の世界選手権のメダルを獲得しているシフリンは、1本目で3番手に入って最多16個目のメダル獲得に前進しているかに見えたが、トップと1秒37差の5位となった。

それでも、11月にクラッシュして腹部に刺傷を負い、1月に復帰したばかりの状況で、「(復帰戦の)クーシュベルよりは数倍良かった」と語り、「とてもいい感じに前進している。今季中に表彰台を争えるレベルへ戻すには、明らかな課題があるが、一歩一歩進んで行きたい」と述べた。

優勝はスイスのカミーユ・ラスト。1本目でトップに立つと、2本目でも冷静さを保ち、合計タイム1分58秒00でタイトルを獲得した。

同胞ウェンディ・ホルドナーが0秒46差で銀メダル、オーストリアのカタリナ・リンスベルガーが1秒32差で銅メダルを手にした。(c)AFP/Luke PHILLIPS