【2月16日 AFP】24-25イングランド・プレミアリーグは15日、第25節の試合が行われ、2位アーセナルは2-0でレスター・シティを下した。マンチェスター・シティはオマル・マーモウシュのハットトリックなどでトップ4争いのライバルであるニューカッスルに4-0で圧勝した。

敵地でなかなか均衡を破れずにいたアーセナルだが、攻撃陣に負傷者続出の中でミケル・アルテタ監督がMFのミケル・メリーノを急造ストライカーとして投入すると、この策が奏功し、メリーノが残り9分間で2得点を挙げてチームのリーグ無敗記録を15試合に伸ばした。

ガブリエウ・ジェズス、ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリがすでに離脱していた中、直近ではカイ・ハヴァーツも太ももの負傷で今季絶望となったが、これで16日にウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦を控える首位リバプールとの勝ち点差を暫定で4ポイントとしている。

シティでは、1月にドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルトから獲得したマーモウシュが、14分間で加入後初ゴールを含む3得点をマーク。最後はジェームズ・マカティが4点目を決めた。

アーリング・ブラウト・ハーランドが終盤に膝を痛めた様子で交代したことは不安材料だが、これでリーグ4位に浮上し、レアル・マドリードとの欧州チャンピオンズリーグ・ノックアウトフェーズプレーオフの第2戦での逆転に向けて弾みをつけた。

敗れたニューカッスルは、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権が与えられる4位から勝ち点3差の7位に後退した。

ノッティンガム・フォレストはフラムに1-2で敗れたが3位をキープした。ボーンマスは最下位サウサンプトンに3-1で勝利し、5位に浮上している。(c)AFP/Steven GRIFFITHS