【2月9日 CGTN Japanese】「北京市新エネルギー車高品質スーパー充電ステーション発展行動計画」(以下、「行動計画」)がこのほど発表されました。今年、北京市では1000か所以上のスーパー充電ステーションが建設されます。これらのスーパー充電ステーションにはもれなく、2か所以上の出力480キロワット以上のスーパー充電スタンドが設置され、「1秒の充電で1キロ走行可」の充電速度実現を目指すことになります。今後、北京の新エネルギー車オーナーは「給油するのと同様に便利」な充電体験を享受できるようになります。

 今年の春節(旧正月)を前に、北京では新たに8か所のスーパー充電ステーションが集中的に稼働し始めました。北京では2025年末までに、このような充電ステーションが1000か所以上建設される予定です。

 北京の高品質スーパー充電ステーションは、1級スーパー充電ステーションと2級スーパー充電ステーションの2種類のタイプに分かれています。その内、1級スーパー充電ステーションには少なくとも3か所のスーパー充電スタンドと9か所の急速充電スタンドが設置されて、より良いサービスが受けられ、2級スーパー充電ステーションには少なくとも2か所のスーパー充電スタンドと6か所の急速充電スタンドが設置されます。

 これらのスーパー充電ステーションは大型の交通ハブ、高速道路のサービスエリア、ビジネスエリア、会議型ホテルやコンベンションセンター、4A級以上の観光地に配置されます。北京市の鉄道駅8か所、空港2か所、利用客の多いバスターミナル・旅客ターミナルにはすべてスーパー充電ステーションが設置され、既に急速充電施設がある駅では電力ニーズに合わせてスーパー充電ステーションにアップグレード・改造されます。また、高速道路のサービスエリアでも、ニーズに合わせて充電ステーションを建設・改造し、長距離移動する車両に充電サービスを提供します。

 2035年までに、高品質スーパー充電ステーションのスーパー充電スタンドでの1回の平均充電時間を8分以内に短縮し、充電サービスの品質を大幅に向上させて、給油するのと同じような便利さの充電を実現します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News