【12月8日 CGTN Japanese】中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)が4日に伝えたところによりますと、ハンガリーの関係部門が発表した最新の統計データで、同国ではグリーンナンバープレートを取得している純電気自動車(BEV)が6万8000台を越え、ハンガリーの道路を走る電気自動車の数が過去4年間で9倍近くに増えたことが分かりました。

 ハンガリーエネルギー省は、2026年までに純電気自動車の台数が12万台まで増えると予想しています。エネルギー省によりますと、環境に優しい電気自動車が大規模に普及したことで、ハンガリー最大の汚染源の一つであり、長年にわたって増え続けていた自動車からの排出ガスは、昨年7%減少しました。

 ハンガリーはEUが中国製電気自動車に対して追加関税を課す決定に何度も強く反対してきました。ハンガリーのナジ・マートン経済開発相は、「激しい競争がなければ強力なEUはなく、懲罰的な関税を課すことで競争を制限すべきではない。保護主義は問題を解決する方法ではなく、欧州の電気自動車業界が世界的な競争力を高めることを支持し、支援しなければならない」と指摘しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News