【11月25日 Xinhua News】中国黒竜江省綏化(すいか)市北林区の姜淑梅(きょう・しゅくばい)さん(87)は、60歳で文字を覚え、75歳で文章創作を始め、80歳で絵画を学んだ。これまでに書籍6冊を出版、描いた絵は300枚以上。老後の生活の中で、読み書きのできない状態から作家へと華麗な変身を遂げた。姜さんは「4つの『家』、作家と画家、書道家、老人家(中国で老人に対する敬称)になる」とますます意気盛んだ。

 姜さんのように、学ぶ意欲にあふれた高齢者は多い。中国では、「老年学校」「老年大学(高齢者に非学歴教育・訓練を提供する機関)」を開設する自治体が増え、老後の充実した生活を支えている。(c)Xinhua News/AFPBB News