ブラウンズQBワトソン、アキレス腱断裂で今季絶望
発信地:ロサンゼルス/米国
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【10月22日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のクリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)は21日、QBデショーン・ワトソン(Deshaun Watson)が右アキレス腱(けん)の断裂で今季残りの試合を欠場すると発表した。
20日に行われたシンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)戦の第2クオーターで、ワトソンはパスを出そうとしてドロップバックした際、相手からヒットを受けることなく膝から崩れ落ち、担架でフィールドを後にしてそのまま戻らなかった。
チームはMRI検査でアキレス腱の断裂が判明したと明かし、後日手術を受けると説明した。けがも完治する見通しだとした。
今季のブラウンズは20得点に届いた試合が一つもないなど攻撃が不振に陥っており、1勝6敗に低迷している。また、ワトソンの控え選手にもけが人が出ており、27日のボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)戦の先発QBは決まっていない。
ワトソンはヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)時代の2021年、有料マッサージの最中に性的に不適切な行為に及んだとして民事訴訟を起こされ、2022年シーズンの最初の11試合を欠場したほか、NFLから行動規定違反で罰金500万ドル(約6億8000万円、当時)を科された。
2022年3月にテキサンズから5年総額2億3000万ドル(約274億円、当時)でブラウンズへトレード移籍したが、2023年シーズンはけがに見舞われて11月に肩の手術を受け、出場は6試合にとどまっていた。(c)AFP