【10月21日 AFP】自転車のUCIトラック世界選手権(UCI Track World Championships 2024)は20日、デンマーク・バレラップ(Ballerup)で女子ケイリン決勝が行われ、佐藤水菜(Mina Sato)が金メダルを獲得した。佐藤は女子スプリントの銅に続いて、今大会二つ目のメダル獲得となった。

 ケイリンは日本発祥の競技ながら、この大会を前に男女通じて五輪や世界選手権でタイトルを獲得した日本人選手は本田晴美(Harumi Honda)のみだった。しかし、今大会では男子ケイリンで山崎賢人(Kento Yamasaki)が37年ぶりとなる日本人王者になると、佐藤も優勝を飾り男女2冠を達成した。

 一方、男子スプリントでは太田海也(Kaiya Ota)が銅メダルを獲得。また、この種目で優勝を飾ったハリー・ラブレイセン(Harrie Lavreysen、オランダ)は、歴代最多を更新する通算16個目の世界タイトル獲得を果たした。(c)AFP