【10月20日 AFP】自転車トラックレース男子の元英国代表で、通算6個の五輪金メダルに輝いたクリス・ホイ(Chris Hoy)氏(48)が19日、末期がんで医師から余命「2年から4年」と告げられていたと明かした。

 今年2月にがんを公表したホイ氏は、化学療法などを受けて治療は「非常に順調」に進んでいると説明していた。

 しかしながら英紙サンデー・タイムズのインタビューでホイ氏は、医師に余命を尋ねたところ「2~4年」と告げられており、当時から自分の病気が末期であると分かっていたと語った。

 ホイ氏は現役時代、2004年アテネ五輪のタイムトライアルで金メダルを獲得し、2008年北京五輪では3種目、2012年ロンドン五輪では2種目を制覇した。

 世界選手権(UCI Cycling World Championships)では通算11度のタイトル獲得を果たし、2013年に自転車競技を退いた。(c)AFP