【10月16日 Xinhua News】中国国防部の呉謙(ご・けん)報道官は15日、日本の防衛省が中国海軍の空母「遼寧」の艦隊の動向と写真を公開したことや、同艦隊がフィリピンの周りを一周して南中国海で空母「山東」と合流したとの報道について、年度計画による訓練だと説明した。

 呉報道官は次のように述べた。日本側の報道に留意している。(遼寧を撮影した)日本のカメラマンはまた存在感を示したかったのだろう。中国海軍の遼寧艦隊が南中国海の関係海域で行った訓練は年度計画による定期的な活動で、艦隊の体系的な作戦能力を高めることを目的としている。中国軍は今後も計画に基づき同様の訓練活動を常態的に実施していく。(c)Xinhua News/AFPBB News