国連軍への攻撃は「戦争犯罪」の可能性 グテレス事務総長
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【10月14日 AFP】国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は13日、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の兵士が負傷する事態が相次いでいることを受け、平和維持部隊への「攻撃」は「戦争犯罪と見なされ得る」と警告した。
約9500人から成るUNIFILは、国連決議に基づき、レバノン南部に同国軍とともに展開している。9日以来、要員5人が負傷した。
13日未明には、イスラエル軍が南部ラミア地区のUNIFIL拠点のゲートを突破して侵入。UNIFILは、「イスラエル軍のメルカバ(Merkava)戦車2両が拠点のメインゲートを破壊し、強引に侵入した」としている。
イスラエル軍は後に、戦車1両が「攻撃を受け」、負傷兵を退避させようとしている際に「UNIFILの拠点内に数メートル後退した」と説明した。(c)AFP