マスターズ、ハリケーンで甚大被害も予定通り開催へ
発信地:ワシントンD.C./米国
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【10月4日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのメジャー大会、マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)を主催するオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)のフレッド・リドリー(Fred Ridley)会長は3日、コースがハリケーン「へリーン(Helene)」の被害を受けたとしながらも、予定通り来年4月に大会を開催する意向を示した。
リドリー会長はこの日、前週に米南東部を襲った巨大ハリケーンで被災したオーガスタ(Augusta)地域の復興支援として、500万ドル(約7億4000万円)の寄付を表明し、「嵐の直後オーガスタに数日間いて、その壊滅的な被害を目の当たりにした」「当クラブの従業員、隣人、友人、そしてビジネスオーナーは、現在オーガスタ全域で直面している困難を乗り越えるために、即時かつ有意義な支援を必要としている」と訴えた。
会長は現在、アジア・パシフィックアマチュア選手権(2024 Asia-Pacific Amateur Championship)が開催されている日本に滞在しており、オーガスタのコースが嵐による停電と冠水に見舞われているとして、「甚大な被害があり、復興のために多くの人々が懸命に働いている」と明かした。また、来年のマスターズを予定通り4月10日に開幕する意向を示し、「マスターズは開催される」「予定されている日程で行われるだろう」と述べた。(c)AFP