ゼレンスキー氏、トランプ氏と会談「非常に生産的」
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【9月28日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は27日、米ニューヨークのトランプタワー(Trump Tower)で米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領と会談した。
トランプ氏は今週、ゼレンスキー氏がウクライナとロシアの戦いを終結させるための「取引(ディール)」を拒否していると非難していた。
会談後の会見では、自身が11月の大統領選で再選すれば平和をもたらすと明言。
「残念だが、これは起きてはならなかった戦争であり、われわれが解決する」「あまりにも多くの人が亡くなり、あまりにも多くの都市が失われた」と語った。
1時間近くに及んだ会談の前には、ゼレンスキー氏との協力関係を受け入れる一方、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に言及し、「ご存じの通り、私はプーチン大統領とも非常に良好な関係にある」と述べた。
これに対しゼレンスキー氏は、「(私たちは)ウクライナでの戦争を止めなければならないという共通の認識」を共有しており、ウクライナの勝利は不可欠だと訴えた。
その後、X(旧ツイッター)への投稿で、トランプ氏との会談は「非常に生産的」だったと振り返った。
「私はトランプ氏にわれわれの勝利計画を提示した。ウクライナの状況と、戦争がウクライナ国民にもたらす影響について、改めて徹底的に検討し合った」「多くの詳細について話し合った。この会談を持てたことに感謝している。公正な平和が必要だ」と続けた。(c)AFP