【9月21日 AFP】中米エルサルバドルのナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は20日、米国を訪問してテクノロジーに精通する実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏と面会し、人工知能(AI)などについて話し合った。その後、両氏は互いを絶賛した。

 ブケレ氏はマスク氏が所有するX(旧ツイッター)に、「当代の偉人の一人、イーロン・マスク氏と数時間にわたり話すことができて光栄だった」と投稿。

 テキサス州オースティン(Austin)にある電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)のバッテリー工場「ギガファクトリー(Gigafactory)」で、マスク氏に迎えられるショート動画を添えた。

 一方、テスラと宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の最高経営責任者(CEO)を務めるマスク氏も、Xへの投稿でブケレ氏を称賛。

「ナジブ・ブケレ大統領と素晴らしい会話をした! 現実の本質、人類の未来、AIやロボット工学などのテクノロジーが世界にどのような影響を与えるかについてたっぷりと話した。エルサルバドルには素晴らしい指導者がいる」と絶賛した。

 ブケレ氏はいつ米国に到着したのかを明かしていないが、来週ニューヨークで国連総会(UN General Assembly)に出席する予定。(c)AFP