【7月27日 AFP】パリ五輪の開会式が26日に行われ、男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は家族とバルコニーから、セーヌ(Seine)川での入場行進を見守った。式の終盤には元サッカーフランス代表のジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏から引き継ぐ形で、聖火を運ぶ役も務めた。

 ナダルは24日に右太ももを痛めて25日の練習を取りやめ、出場を不安視されているが、この日はダブルスを組むカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)と共に会場で練習を行った。右脚にはテーピングが施されていた。

 ナダル/アルカラス組は27日に1回戦が組まれている。ナダルはその後28日にマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)とのシングルス1回戦を予定しており、勝てば2回戦では長年のライバルであるノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と激突する可能性がある。(c)AFP