【7月26日 AFP】パリ五輪は25日、サッカー女子1次リーグが行われ、グループCの日本は1‐2でスペインとの初戦に敗れた。

 五輪初出場ながら、W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)の女王で今大会の優勝候補筆頭に挙げられているスペインを相手に、日本は藤野あおば(Aoba Fujino)が見事なFKを蹴り込んで先制に成功した。

 しかしスペインは、昨年世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」に選出されたMFアイタナ・ボンマティ(Aitana Bonmati)のゴールで前半のうちに同点に追いつくと、74分にはボンマティのアシストからマリオナ・カルデンティ(Mariona Caldentey)が逆転ゴールを決めた。

 同組のもう1試合ではブラジルが1‐0でナイジェリアに勝利している。

 4度の金メダル獲得を誇るグループBの米国は、3‐0でザンビアに快勝。前半途中にレッドカードで退場者を出したザンビアに対してハーフタイムまでに3点を奪っていた米国は、より大きな得点差で勝っていてもおかしくはなかった。

 同組のもう1試合では、リオデジャネイロ五輪覇者のドイツが3‐0でオーストラリアに快勝。28日には米国との試合に臨む。

 グループAの開催国フランスは3‐2でコロンビアに勝利。ドローンを飛ばして相手チームを偵察し騒動を起こしたカナダは、2‐1でニュージーランドを下している。(c)AFP