【7月23日 AFP】クリミア(Crimea)半島にほど近いロシア南部の港で23日、複数のウクライナの無人機が船を攻撃し、1人が死亡し、5人が負傷した。現地当局が発表した。クリミア半島は2014年、ロシアが一方的に併合した。

 船が攻撃されたのは、ケルチ海峡(Kerch Strait)にある港で、クリミア半島とロシアをつなぐ橋からは約12キロ離れている。

 現地クラスノダール(Krasnador)地方の知事はテレグラムに、「カフカズ(Kavkaz)港でフェリー船が無人機に攻撃された」「船員と港湾職員に死傷者が出た」と投稿した。

 国営タス通信(TASS)は現地当局の話として、1人が死亡し、5人が負傷したと伝えた。(c)AFP