【7月20日 AFP】サッカー元ドイツ代表DFのジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)被告(35)は19日、暴行をはたらいたとして元パートナーから訴えられていた裁判の再審で警告を受けるにとどまった。

 独ミュンヘンの裁判所はまた、ボアテングが新たに罪を犯した場合にのみ支払う条件付きの罰金20万ユーロ(約3400万円)を科した。

 ボアテング被告は、2018年にカリブ海でのバカンス中に双子の子どもの母親である元恋人に暴力を振るうなどした罪に問われ、21年に有罪判決を受けて罰金180万ユーロ(約3億円)を科された後、二審でも敗訴した。しかし、三審では手続き上の誤りがあったとする訴えが認められ、再審を勝ち取っていた。

 2014年に行われたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)優勝メンバーのボアテング被告は今月、オーストリア1部のリンツ(LASK Linz)に2年契約で加入した。(c)AFP