【7月20日 AFP】21年ぶりにサッカーイタリア・セリエAに復帰したコモ(Como 1907)は19日、セスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)氏(37)の監督就任を発表した。契約期間は4年。

 元スペイン代表MFのファブレガス氏は昨季、2部からの自動昇格を決めたチームでアシスタントコーチを務めていた。昨年11月には暫定監督を務めたが、当時は欧州サッカー連盟(UEFA)が義務付けている監督ライセンスを持っていなかったため、正指揮官には就いていなかった。

 コモは同日、昨季限りでスペイン1部リーグのビジャレアル(Villarreal CF)を退団した元スペイン代表DFアルベルト・モレノ(Alberto Moreno Perez)の獲得も発表した。契約期間は1年だが、一定の条件が満たされた場合は自動的に1年延長されるという。

 左SBのモレノは、スペイン代表で4試合出場を誇り、ビジャレアルとセビージャFC(Sevilla FC)でヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)を制した。5シーズンを過ごしたイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)では、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)制覇を経験した。

 クラブは元フランス代表DFのラファエル・バラン(Raphael Varane)の獲得にも動いているとされている。

 コモは新シーズンの開幕戦でユベントス(Juventus)と対戦する。(c)AFP