【7月17日 CNS】中国汽車工業協会のデータと分析によると、2024年6月は旧車買い替えの促進や自動車企業のプロモーション、月末の販売促進キャンペーンなどの要因により、乗用車の販売が前月比で引き続き増加した。

 2024年6月の乗用車生産は217.7万台、販売は221.5万台で、それぞれ前月比6.2パーセントと6.7パーセントの増加となり、前年同月比ではそれぞれ1.9パーセントと2.3パーセントの減少だった。

 2024年1月から6月までの乗用車生産は1188.6万台、販売は1197.9万台で、前年同期比でそれぞれ5.4パーセントと6.3パーセントの増加となった。

 2024年6月の主要な乗用車品種のうち、前月比ではクロスオーバー型乗用車の生産と販売が減少し、他の三つの乗用車品種(セダン、SUV、MPV)は生産と販売が増加した。前年同月比では、クロスオーバー型乗用車の生産と販売が二桁増加し、MPVの生産は大幅に減少したが、販売はわずかに増加した。また、セダンとSUVの生産と販売はそれぞれ減少した。

 2024年1月から6月までの主要な乗用車品種のうち、前年同期比ではSUVの生産と販売が二桁増加し、セダンの生産と販売がわずかに増加し、多目的車(MPV)とクロスオーバー型乗用車の生産と販売は小幅に減少した。

 2024年6月の乗用車国内販売は181.2万台で、前月比で8パーセント増加したが、前年同月比では7.4パーセント減少した。2024年1月から6月の乗用車国内販売は964万台で、前年同期比で1.6パーセント増加した。

 2024年6月の乗用車輸出は40.3万台で、前月比で1.4パーセント増加し、前年同月比で29.1パーセント増加した。2024年1月から6月の乗用車輸出は233.9万台で、前年同期比で31.5パーセント増加した。(c)CNS/JCM/AFPBB News