【7月13日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第4戦、アムンディ・エビアン選手権(Amundi Evian Championship 2024)は12日、仏エビアンレバン(Evian-les-Bains)のエビアンリゾートGC(Evian Resort Golf Club、パー71)で2日目が行われ、古江彩佳(Ayaka Furue)が通算12アンダーで暫定首位に浮上した。悪天候に見舞われたため、この日のラウンドはサスペンデッドとなった。

 古江は初日に続いてこの日もノーボギーの好調ぶりで、六つのバーディーを沈めるなどして5ホールを残して後続に3打差をつけた。

 オーストラリアのステファニー・キリアコウ(Stephanie Kyriacou)は16番までプレーし、通算9アンダーで暫定2位タイに浮上。ユ・ヘラン(Ryu Hae-ran、韓国)は4連続バーディーを記録する猛チャージの中で後半に突入していたものの、残り7ホールというところで悪天候によりプレーが中断され、キリアコウと並んだ。

 初日に首位発進した3人のうちの一人であるパティー・タバタナキット(Patty Tavatanakit、タイ)が、通算8アンダーで暫定4位タイに続いている。

 一方、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2024)と全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship 2024)で決勝進出を逃し、調子の落ち込みに歯止めをかけるべくフランスに乗り込んだ世界1位のネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は、通算1アンダーの暫定43位グループにつけており、ぎりぎりでの予選通過が見込まれている。

 この日は午後に嵐となり、選手たちはコースから避難した。2時間後にはラウンドの中止が発表され、66人がホールアウトできなかった。

 13日は第2ラウンドの残りが午前7時30分に再開され、そのわずか3時間後に第3ラウンドが開始される予定となっている。(c)AFP