【7月10日 東方新報】世界最大の液化天然ガス(LNG)貯蔵タンク群が中国の江蘇省(Jiangsu)で完成したと、運営者である中国海洋石油集団(CNOOC)が発表した。

 このプロジェクトは江蘇省塩城市(Yancheng)に位置し、総貯蔵容量は250万立方メートルで、国内生産率は98.3パーセントに達している。この貯蔵タンク群は、1000万世帯に対して8か月間ガスを供給できる能力を持っている。

 近年、中国のLNG産業は急速に発展し、生産、貯蔵、輸送、総合利用を含む完全な産業チェーンを形成した。LNG受け入れステーションは、このLNG産業チェーンの中で重要な役割を果たしている。

 2006年に最初の国内LNG受け入れステーションが完成して以来、中国は年間受け入れ能力が1億1600万トンを超える28のLNG受け入れステーションを建設し、世界のトップに位置している。(c)東方新報/AFPBB News