【5月9日 AFP】フィギュアスケート、男子シングルで世界選手権（ISU World Figure Skating Championships）2連覇を果たした宇野昌磨（Shoma Uno、26）が9日、現役引退を表明した。

　3連覇を目指した今年3月の世界選手権（ISU World Figure Skating Championships 2024）で4位に終わった宇野は、氷上で過ごした年月は「素晴らしい」ものだったと記した。

　宇野はインスタグラムに「この度、現役選手を引退する決断を致しました」と投稿。「5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」と続けた。

　14日には自身の決断について記者会見を行うことになっている。

　宇野は2018年平昌冬季五輪で銀メダルを獲得すると、22年北京冬季五輪では個人と団体で銅メダルを手にした。

　2022-23シーズンは無敗を誇っていたものの、昨季はグランプリ（GP）シリーズ第4戦の中国杯（Cup of China 2023）と第6戦のNHK杯（NHK Trophy 2023）でそれぞれ2位に終わり、ファイナルでも公式戦で初めて4回転アクセルを成功させたイリア・マリニン（Ilia Malinin、米国）に敗れていた。(c)AFP