【5月7日 CGTN Japanese】第135回中国輸出入商品交易会(通称:広州交易会)が5日に閉幕しました。オフラインでの取引額は4日の時点で前回より10.7%多い247億ドルに達しました。参加した海外のバイヤー数は前回より24.5%増えて24万人を超え、史上最高を記録しました。

 今回の広州交易会へのオフライン出展企業は2万9000社を超えて215の国や地域から24万6000人あまりのバイヤーが参加し、参加者数は史上最高を記録しています。

 ドイツから参加したバイヤーのジェンニチェック・二キーさんは、「中国企業の製品は品質とデザインがますます良くなってきている。わが社は多くの中国企業と協力しており、中国企業のおかげで、生産上での多くのニーズを満たすことができた」と話しました。

 今年の広州交易会は出展企業の構成がより豊かになり、製品の質もより良くなっています。インテリジェントバイオニックハンド、AI翻訳機、自動ナビゲーション運輸設備、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)などを含む新エネルギー車が集中的に展示されました。前回より20%多い5500社の国家レベルのハイテク企業などが出展し、中国の「新たな質の生産力」発展の最新成果を集中的に披露しました。

 チリから参加したバイヤーのオールフォ・バロスさんは、「ここには最新の素材と最先端の技術を探しにきた。AIは今後、ほとんどの分野の産業で重要な役割を果たすことになる。ますます多くの中国企業がAIを生かして業界全体の発展を促進していることを実感した」と話しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News