【5月8日 Xinhua News】中国上海市文化クリエーティブ産業促進会など複数の機関は1日、「2024中国都市コーヒー発展報告」を共同で発表した。それによると、23年の同市カフェ店舗数は9553軒で、引き続き国内最多だった。

 「2024上海国際コーヒー文化フェスティバル」が1日、上海西岸浜江エリアで開幕した。会場で発表された同報告によると、23年の中国コーヒー産業の規模は2654億元(1元=約21円)に上り、1人当たりコーヒー消費量は年間16・74杯となり、顕著な成長傾向を示した。

 同市のカフェ店舗数は、20年に約7千軒、21年に7800軒以上、22年に8500軒以上で、23年には9500軒を超えた。

 同報告によると、中国人のコーヒーのテイクアウト消費時間帯は、朝食時間帯にシフトしており、割合は20年の24・3%から23年には28・9%に増えた。ランチタイムのテイクアウト消費は依然として主流で、全体として40%前後を保っている。

 同報告は、同会と虹橋国際コーヒー港、上海交通大学文化クリエーティブ・青年発展研究院、ネット出前サービス大手「餓了麼(ウーラマ)」、ネット出前など生活関連サービスを手がける美団が共同で発表した。(c)Xinhua News/AFPBB News