オン総合病院心血管センター=同病院提供(c)news1
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【05月03日 KOREA WAVE】韓国の心筋梗塞患者の発生件数は、2021年に3万4612件で、10年前の2011年の2万2398件に比べて1.5倍に増えた。このうち男性が2万5441件で、女性9171件より約2.8倍高かった。

疾病管理庁は4月29日、「心脳血管疾患発生統計」の結果を発表した。

それによると、2021年の人口10万人当たりの心筋梗塞の発生件数は67.4件で、男性が99.4件に対し、女性は35.6件だった。年齢別に見ると、80歳以上で340.8件で最も高く、60代以降に急激に増える傾向がみられた。

心筋梗塞の発生後1年以内に死亡する「1年致命率」は、2021年が16.0%だった。特徴的なのは、女性が24.1%だったが、男性は13.1%と低かった。男性の場合は、50、60代の壮年層で多いのに対し、女性は高齢層の70、80代の患者の割合が高かった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News