【5月3日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のスタッド・ランス(Stade Reims)は2日、今季残り3節となる中で、ウィル・スティル(Will Still)監督(31)の退任を発表した。

 ランスは現在3連敗中で直近5試合勝ち星なしとなっており、前節には最下位のクレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)に1-4で敗れ、来季の欧州カップ戦出場圏内と6ポイント差の11位に転落した。

 ベルギー出身のスティル監督は、以前から両親の母国である英国に戦いの場を移すのではないかとうわさされており、イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のサンダーランド(Sunderland AFC)が候補に挙がっていた。本人もイングランドで指揮することへの意欲を公言している。

 退任に際し、スティル監督は「スタッド・ランスをはじめ、すべてのクラブ関係者に永遠に感謝する」とコメントした。

 スティル監督は2022年10月、当初は暫定指揮官として就任すると、初陣から17戦無敗を記録するなどし、昨季はリーグ11位で終了した。就任時は欧州5大リーグで最年少だった。(c)AFP