【5月3日 AFP】バドミントンの国・地域別対抗戦、男子のトマス杯(Thomas Cup)は2日、中国・成都(Chengdu)で準々決勝が行われ、日本は1勝3敗でマレーシアに敗れた。これにより、最終第5試合に出場する予定だった桃田賢斗(Kento Momota)は、出番が回ることなく国際試合に別れを告げた。

 元世界ランキング1位で世界選手権優勝2回を誇る桃田は、先月にトマス杯をもって代表を引退すると表明していた中、この日は一度もシャトルを打つことなく代表活動を終えた。ワールドツアーからは退くが、今後も国内大会には出場する。

 日本は第1試合で西本拳太(Kenta Nishimoto)が13-21、3-21でリー・ジジャ(Lee Zii Jia)に敗れた後、第2試合では保木卓朗(Takuro Hoki)/小林優吾(Yugo Kobayashi)組が18-21、21-14、21-19でアーロン・チア(Aaron Chia)/ソー・ウィーイク(Soh Wooi Yik)組を下し、戦績を1勝1敗のタイに戻した。

 しかし、第3試合では渡邉航貴(Koki Watanabe)が13-21、10-21でレオン・ジュンハオ(Leong Jun Hao)に屈し、第4試合も古賀輝(Akira Koga)/齋藤太一(Taichi Sato)組が21-18、15-21、12-21でゴー・セーフェイ(Goh Sze Fei)/ヌル・イズディン(Nur Izzuddin)組に逆転負けを喫して敗退が決まった。(c)AFP