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【05月01日 KOREA WAVE】韓国で第1四半期のラーメン輸出額が前年同期比30%増加し、2月には月間で最大輸出額を記録した。年明けからこのような流れが続き、今年の年間輸出10億ドルを突破し、10年間記録更新を続けるものとみられる。

関税庁の輸出入統計によると、今年第1四半期のラーメン輸出額は2億7029万ドルで、前年同期比30%増加した。輸出量は21.4%増の6万7289トンだった。これにラーメン企業が海外工場で生産販売した分も加えれば、全体の輸出規模はさらに大きくなる。

また、今年2月の輸出額は9292万ドルと過去最高の月間輸出額を更新した。昨年11月には、輸出額9077万ドルで月間最大の実績を記録した。

業界では第1四半期からラーメンの輸出が活発化し、年間輸出額10億ドルを達成すると予想している。K-ラーメンが国内で販売する製品で現地にまず定着した後、現地に合わせた製品などで裾野を広げていく段階だと分析されている。

農心(ノンシム)は現地の消費者の好みを取り入れ、辛ラーメンの製品群を拡大する。米国法人はラテン系人口の多い米国テキサス、カリフォルニアを攻略し、これをもとに1億3000万人口のメキシコ市場進出も狙う。また、発売40周年を迎えたチャパゲティを辛ラーメンに次ぐグローバル主力商品に育てる。

三養(サミャン)食品は、最近米国で人気を集めている「カルボブルダックポックンミョン」の需要に対応する。カルボプルダックは今年に入って主力製品である基本「プルダックポックンミョン」と売り上げ割合が似てきた。米国のラッパー、Cardi Bが30分車を運転してカルボブルダックポックンミョンを手に入れて食べる映像がTikTokにアップされ、ある少女が誕生日プレゼントでカルボブルダックをもらって喜び、涙を流した映像がSNSにシェアされるなど、品薄現象を起こした。

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