【4月30日 AFP】インドネシア北スラウェシ(North Sulawesi)州サンギヘ諸島(Sangihe Islands)のルアン山(Mount Ruang)が30日、噴火した。これを受け、警戒レベルは最高に引き上げられ、国際空港が閉鎖された。

 ルアン山は30日午前1時15分(日本時間午前2時15分)ごろに噴火。その後、2度噴火した。

 同山は今月に入り噴火を繰り返しており、一帯の住民6000人以上が避難を余儀なくされている。

 800人余りの島民は全員避難していたが、AFP記者によると、29日の規制解除を受けて島に戻ってきていた住民もいた。

 ルアン山から100km以上離れたスラウェシ州の州都マナド(Manado)にあるサム・ラトゥランギ国際空港(Sam Ratulangi International Airport)は降灰のため再び閉鎖された。

 映像はインドネシア当局が30日撮影・提供。(c)AFP