【4月28日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は27日、第31節の試合が行われ、王者バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)はラストプレーでVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)と2-2の引き分けに持ち込み、今季無敗を46試合に伸ばした。バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のハリー・ケイン(Harry Kane)はリーグ最多得点の記録に近づいている。

 レバークーゼンは1-2とリードされた状態で試合終了間際を迎え、今季初黒星の危機に直面したが、後半アディショナルタイム6分にこぼれ球を拾ったロベルト・アンドリッヒ(Robert Andrich)が同点ゴールをたたき込んだ。

 チームは前週のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)戦でもアディショナルタイム7分に同点ゴールを決めるなど、驚くほどの頻度で終盤にゴールを奪い続け、今季公式戦を通じてアディショナルタイムに同点に追いつくか決勝ゴールを決めた試合は10回に達した。

 バイエルンは2-1でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に勝利。ケインは2ゴールを決めて今季35ゴールとし、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が2020-21シーズンにつくったブンデスリーガのシーズン最多得点記録まであと6ゴールに迫った。今季公式戦のゴール数は通算42点まで伸び、自己ベストを更新した。

 5位ドルトムントは1-4でRBライプツィヒ(RB Leipzig)に敗戦。来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場の最後の1枠である4位ライプツィヒとの勝ち点差は5ポイントに広がったが、ブンデスリーガには来季、チャンピオンズリーグの出場枠が5個与えられる可能性が高い。

 ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)は3-0でFCアウクスブルク(FC Augsburg)を下し、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)は10人のSCフライブルク(SC Freiburg)に2-1で逆転勝利を収め、どちらも残留に大きく前進した。(c)AFP/Daniel WIGHTON