【4月28日 CGTN Japanese】中国東部の江蘇省南京市にある六朝博物館ではこのところ、展示されている人物俑(人物の彫像)が、各地からの来館者を引きつけています。人物俑は同博物館の重要な収蔵品です。表情や化粧、髪型、服装はさまざまで、六朝時代(222年~589年)の人々の化粧や髪型のスタイルをはっきりと見ることができて、当時の特色ある風土や人情を体感することができます。

 六朝博物館展で展示されている人物俑は、さまざまな表情をしており、生き生きとした姿をしています。明るく大笑いする人や、静かでのどかな姿、悠々自適の姿もあり、多様な表情を見せて六朝時代の「微笑み」を今に伝えています。

 六朝博物館は現在のところ、六朝の文化財を中国で最も全面的に展示している遺跡博物館であり、六朝文化を最も系統的に反映する専門博物館でもあります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News